モンステラの月別育て方カレンダー|水やり・置き場所・作業の適期
最終更新: 2026年6月1日
モンステラは生育期(春〜秋)と休眠期(冬)でお世話の仕方が変わります。「今月は水やりどうする?」「植え替えはいつ?」がひと目でわかるよう、1年の管理を月別カレンダーにまとめました。お住まいの地域や室内環境によって前後しますので、目安としてご活用ください。
生育期と休眠期の基本
モンステラの世話は、生育期(おおむね5〜9月) と 休眠期(12〜2月) で大きく変わります。生育期はぐんぐん育つので水やり・肥料をしっかり、冬は乾かし気味にして保温するのが基本です。
1年の世話のサイクル(模式図)。濃い緑が生育期(5〜9月=水やり・肥料をしっかり)、青灰が休眠期(12〜2月=乾かし気味・保温)。外周の金色の弧は肥料の適期、植え替え・剪定・挿し木は5〜7月がねらいめです。地域・室内環境で前後します。
月別カレンダー
下表は関東以西の室内栽培を想定した目安です(地域・置き場所により前後します)。
| 月 | 置き場所 | 水やり | 肥料 | おもな作業 |
|---|---|---|---|---|
| 1月 | 暖かい室内(窓辺の冷気に注意) | 控えめ(乾いて数日後) | なし | – |
| 2月 | 暖かい室内 | 控えめ | なし | – |
| 3月 | 明るい室内 | 少しずつ増やす | – | 植え替えの準備 |
| 4月 | 明るい室内 | 増やす | 置き肥を開始 | 植え替え適期に入る |
| 5月 | レースカーテン越しの光 | 乾いたらたっぷり | 月1〜2回 | 植え替え・剪定・挿し木の適期 |
| 6月 | 同上 | たっぷり | 定期的に | 植え替え・増やし方の適期 |
| 7月 | 直射日光を避ける(葉焼け注意) | たっぷり+葉水 | 定期的に | 挿し木の適期 |
| 8月 | 風通しよく(エアコンの乾燥注意) | たっぷり+葉水 | 定期的に | – |
| 9月 | 明るい場所 | たっぷり | 月1(終盤で止める) | – |
| 10月 | 明るい室内へ移す | 徐々に減らす | なし | 屋外管理なら室内へ取り込み |
| 11月 | 暖かい室内 | 控えめ | なし | – |
| 12月 | 暖かい室内(10℃以上を確保) | 控えめ | なし | – |
水やり・置き場所・肥料の考え方
- 水やり:生育期は表土が乾いたらたっぷり。冬は乾いてから数日おいて控えめに。受け皿の水はためない。
- 置き場所:直射日光は葉焼けの原因。明るい日陰やレースカーテン越しの光が理想です。
- 肥料:生育期(5〜9月)のみ。冬は与えません。
- 温度:おおむね 10℃以上 を保つと安心です。
植え替え・剪定・増やし方の適期
植え替え・剪定・挿し木などは、いずれも生育が旺盛な 5〜7月 が最適です。手順やコツは 季節管理・剪定・増やし方 のページで詳しく解説しています。
冬越し(休眠期)のポイント
モンステラの1年でいちばん失敗しやすいのが冬です。寒さに弱く、生育もほぼ止まるため、夏と同じ世話を続けると根を傷めます。冬越しのコツは「乾かし気味・保温・低刺激」の3つです。
- 温度:置き場所はおおむね 10℃以上 を保てる場所に。窓辺は日中暖かくても、夜間は冷気がたまって急に冷え込みます。夜は窓から離して部屋の中央寄りに移すと安心です。
- 水やり:生育が止まっているので、土が完全に乾いてからさらに数日おいて、暖かい午前中に少量だけ。受け皿に水をためないようにします。
- 肥料:冬は与えません。休眠気味の根に肥料を与えると、かえって傷める原因になります。
- 寒さのサイン:葉が黒っぽく変色したり、株元が柔らかくなってきたら低温障害の可能性があります。詳しくは 病害虫・トラブル対処 を参照してください。
暖房の風が直接当たる場所は、葉が乾燥して傷んだり、ハダニが発生しやすくなります。エアコンの送風ルートを避けて置きましょう。
屋外で育てている株の取り込み
春から秋にベランダや庭で育てている場合は、朝晩が冷え込み始める前に室内へ取り込みます。最低気温が 10〜15℃ を下回るようになったら、取り込みのサインです(地域差があるため、お住まいの地域の気温を目安にしてください)。
取り込みの際は、次の点に気をつけます。
- 環境変化はゆるやかに:急に暗い室内へ移すと葉を落とすことがあります。数日かけて明るい室内→定位置と段階的に慣らします。
- 害虫の持ち込みを防ぐ:屋外管理中に付いた害虫を室内に入れないよう、葉の裏や株元を確認し、必要なら洗い流してから取り込みます。
- 直射からの切り替え:屋外の明るさに慣れた株は、室内でも明るい場所を好みます。いきなり暗い隅に置かないようにします。
まとめ
- 生育期(5〜9月)は 水やり・肥料をしっかり、よく成長します。
- 冬(12〜2月)は 乾かし気味+保温(10℃以上)が基本。
- 植え替え・剪定・増やし方は 5〜7月 がねらいめ。