チョーク誕生の旅(白亜紀タイムライン)
毎日のチョークは、何千万年も前の小さなプランクトン「円石藻」からできました。誕生のながれを①〜⑤でたどってみましょう。
① 小さなプランクトン「円石藻」
海には、目に見えないほど小さな植物プランクトン「円石藻(えんせきそう)」がいます。体は炭酸カルシウムの小さな殻(コッコリス)でできています。
② 海の底にしずんで積もる
円石藻が死ぬと、殻が海の底にしずみます。長い長い年月をかけて、殻がどんどん積もっていきます。
③ 押し固められて「白亜」に
積もった殻が、上の重みで押し固められ、白くてやわらかい岩「白亜(はくあ)」になりました。英語ではこれを chalk(チョーク)といいます。
④ 恐竜の時代「白亜紀」
世界中で円石藻が大量に増え、分厚い白亜の地層ができた時代が「白亜紀」。英語名 Cretaceous は、ラテン語でチョークを意味する creta が語源です。
⑤ 削って黒板のチョークに
昔の黒板チョークは、この白亜を削って作られました。毎日使う一本のチョークの中に、はるか昔の海の生き物の痕跡がつまっているのです。