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色の対比

近くの色どうしが影響し合い、違いが強調される「対比」。5種類の対比を見分けられるようにします。

色は「まわり」で見え方が変わる 同じ灰色でも、白い紙の上では暗く、黒い紙の上では明るく見えます。このように、近くにある色どうしが影響し合って違いが強調されて見える現象を対比といいます。対比は三属性ごと、さらに補色・縁辺の場合があり、全部で5種類を区別します。 三属性の対比 ・色相対比 … となり合う色の影響で、色味がずれて見える ・明度対比 … まわりが明るいと暗く、暗いと明るく見える(灰色の例がこれ) ・彩度対比 … まわりがあざやかだとくすんで、くすんでいるとあざやかに見える 三属性それぞれに対比がある、と整理しておくと覚えやすいです。「対比=差が広がる方向にずれる」が共通の考え方です。 補色対比と縁辺対比 ・補色対比 … 補色どうしを並べると、互いの彩度が高まって、よりあざやかに見える ・縁辺対比 … 色と色の境目(ふち)で対比が強く現れ、境界がちらついて見える 明度対比と彩度対比は名前が似ていて混同しがちです。「明度対比=明るさの差が広がる」「彩度対比=あざやかさの差が広がる」と、どの属性の差が強調されるかで区別しましょう。 対比は「差が強調される」方向 5種類すべてに共通するのは、もともとの差が、より大きく感じられる方向にずれるという点です。次のモジュールで学ぶ同化(まわりに近づいて見える)とちょうど逆の現象なので、セットで対比させて理解すると混乱しません。 身のまわりで対比を探してみましょう。白地に薄い文字が読みにくいのは明度対比が弱いから、補色を並べた看板が目立つのは補色対比のため、というように、対比は日常のあちこちで働いています。

このモジュールのまとめ

※本サイトは個人による学習支援サイトであり、色彩検定協会の公式サイトではありません。試験の最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。