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同化と面積効果

対比と逆に、まわりの色に近づいて見える「同化」。そして面積で色の見え方が変わる効果を学びます。

まわりに「近づいて」見える:同化 前のモジュールの対比は「差が強調される」現象でした。これとちょうど逆に、囲まれた色や挟まれた色がまわりの色に近づいて見える現象を同化といいます。 たとえば白い線を細かく重ねた色は明るく、黒い線を細かく重ねた色は暗く見えます。これは線の色に引っ張られて、地の色がそちらへ近づいて見える同化の例です。 同化が起こりやすい条件 同化は、いつでも同じように起こるわけではありません。次のようなときに起こりやすくなります。 ・模様や線が細かい(面積が小さく入り組んでいる) ・まわりの色と色相・明度・彩度が近い 「対比」と「同化」は正反対の現象なので、必ずセットで区別しましょう。大きく離れた色が広い面で隣り合う → 対比(差が開く)/細かく入り組んだ近い色 → 同化(近づく)、というイメージが目安になります。 面積効果 同じ色でも、面積が大きいほど明るく・あざやかに見える現象を面積効果といいます。 小さな色見本で選んだ壁紙やカーテンが、いざ広い面に貼ると「思ったより明るくて派手」に感じる——これが面積効果です。インテリアやファッションで色を選ぶときの実用的な注意点として、第5章ともつながります。 同化と面積効果は、どちらも「色は単独では決まらず、まわりの状況(隣の色・大きさ)で見え方が変わる」ことを示しています。第3章全体をとおして、色は関係のなかで見えるのだ、という感覚をつかんでおきましょう。

このモジュールのまとめ

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