色相を手がかりにした配色
色相環の位置関係から配色を組み立てる方法。同一・隣接・類似・中差・対照・補色の6つを見分けます。
配色は「色相環の距離」で読み解ける
複数の色を組み合わせることを配色といいます。色彩検定3級の配色は、第2章の色相環の位置関係を手がかりにすると整理できます。2つの色が色相環でどれだけ離れているかで、配色の名前と印象が決まるのです。
色相差による6つの配色
色相環上の距離(色相差)が近いものから順に並べます。
| 配色 | 色相環での位置 | 印象 |
|---|---|---|
| 同一色相配色 | 同じ色相 | 最もまとまる |
| 隣接色相配色 | すぐとなり | まとまる |
| 類似色相配色 | 近い | おだやかに調和 |
| 中差色相配色 | やや離れる | ほどよい変化 |
| 対照色相配色 | かなり離れる | はっきりした対比 |
| 補色色相配色 | 正反対 | 最も強い対比 |
「色相差が小さい→まとまり・落ち着き」「色相差が大きい→変化・はなやかさ」という方向が基本です。最も離れた正反対が補色配色で、対比が最も強くなります。
まとまりと変化のバランス
色相差が小さい配色(同一・隣接・類似)は、共通の色味があるためまとまりやすく失敗が少ない配色です。一方、色相差が大きい配色(対照・補色)ははなやかで目を引く反面、まとめるには明度や彩度、面積の工夫が必要になります。
「同一色相」と「同系色」を混同しないようにしましょう。同一色相配色は色相が同じでトーン(明度・彩度)で変化をつける配色です。色相そのものは1つに保たれている点がポイントです。
配色問題では、まず2色が色相環で「近いか遠いか」をざっくりつかみ、それから細かい名前に当てはめると速く解けます。色相環を自分で描けることが、ここでも効いてきます。
このモジュールのまとめ
- 色相を手がかりにした配色は、色相環での距離(色相差)で決まる
- 色相差が小さい順に同一・隣接・類似・中差・対照・補色
- 色相差が小さいほどまとまり、大きいほど変化・対比が強くなる
- 同一色相配色は色相を同じに保ち、トーンで変化をつける
確認クイズ(抜粋)
Q1. 色相を手がかりにした配色は、何によって名前と印象が決まりますか。
A. 2色が色相環でどれだけ離れているか(色相差)
Q2. 最も対比が強くなる色相配色はどれですか。
A. 補色色相配色
Q3. 色相差が小さい配色の一般的な印象として正しいものはどれですか。
A. まとまり・落ち着き
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