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多色配色のパターン

ドミナント、カマイユ/フォカマイユ、ビコロール/トリコロール。名前で覚える多色配色を整理します。

3色以上をまとめる「型」

たくさんの色を使う多色配色には、覚えておくと便利な「型」があります。名前が似たものが多いので、対にして区別するのがコツです。

ドミナント配色:何かで「支配」する

ドミナント(dominant)は「支配的な」という意味。何かを共通させて全体を支配し、別の要素で変化をつけます。

  • ドミナントカラー配色色相を支配(共通)させ、トーンで変化をつける
  • ドミナントトーン配色トーンを支配(共通)させ、色相で変化をつける
試験ポイント

「カラー=色相を共通」「トーン=トーンを共通」。名前のとおりに、何をそろえるかが決まっています。第4章で学んだ同一色相配色・同一トーン配色を多色に広げたものと考えると整理できます。

カマイユとフォカマイユ:ごく弱い対比

  • カマイユ配色 … 色相もトーンもほとんど同じで、ひと目では一色に見えるほど微妙な差
  • フォカマイユ配色 … カマイユよりわずかに色相やトーンに差をつけたもの(faux=「にせの」カマイユ)
注意

カマイユとフォカマイユは、どちらもごく弱い対比のやわらかな配色です。差が「ほぼゼロ」がカマイユ、「少しだけある」のがフォカマイユ、と程度で区別します。

ビコロールとトリコロール:明快な配色

  • ビコロール配色 … 2色(bi=2)による、はっきりした対比の配色
  • トリコロール配色 … 3色(tri=3)による、はっきりした対比の配色

国旗のように、高彩度ではっきりした色で構成されることが多いです。フランス国旗(青・白・赤)がトリコロールの語源としても知られています。

配色そろえる/特徴対比
ドミナントカラー色相を共通、トーンで変化弱〜中
ドミナントトーントーンを共通、色相で変化弱〜中
カマイユ色相もトーンもほぼ同じごく弱い
フォカマイユカマイユより少し差をつける弱い
ビコロール2色強い
トリコロール3色強い
ヒント

多色配色は「何をそろえ、何で変化をつけるか」「対比は強いか弱いか」の2つの軸で整理できます。ドミナントは共通点で支配、カマイユ系は弱い対比、ビコロール系は明快な対比、と大づかみにしておきましょう。

このモジュールのまとめ

確認クイズ(抜粋)

Q1. ドミナントカラー配色の説明として正しいものはどれですか。

A. 色相を共通させ、トーンで変化をつける

Q2. ドミナントトーン配色の説明として正しいものはどれですか。

A. トーンを共通させ、色相で変化をつける

Q3. ひと目では一色に見えるほど、色相もトーンもほぼ同じ配色はどれですか。

A. カマイユ配色

全10問のクイズはサイトのインタラクティブ版でお試しください。

※本サイトは個人による学習支援サイトであり、色彩検定協会の公式サイトではありません。試験の最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。