色名の種類
色を言葉で呼ぶ4つの色名(基本・系統・固有・慣用)。それぞれの役割と関係を整理します。
色を「言葉」で呼ぶ
色は数値や記号でも表せますが、日常では「赤」「桜色」のように言葉(色名)で呼ぶことがほとんどです。色名にはいくつかの種類があり、3級ではその区別が問われます。まずは4つの色名を整理しましょう。
4つの色名
・基本色名 … 赤・黄・緑・青・白・黒のような、色を大きく分ける基本のことば
・系統色名 … 基本色名に「明るい」「うすい」「こい」などの修飾語を付け、色をある程度正確に表すことば(例:明るい赤、こい緑みの青)
・固有色名 … 植物・動物・地名・染料など、具体的なものの名前に由来することば(例:桜色、珊瑚色)
・慣用色名 … 固有色名のうち、昔から慣用的に使われ、多くの人が色を思い浮かべられることば
「基本色名 → 系統色名 → 固有色名・慣用色名」と、おおざっぱから具体的へ並べて覚えると関係がつかめます。系統色名は「ことばで体系立てて正確に」、慣用色名は「風情で伝える」のが持ち味です。
系統色名と慣用色名のちがい
この2つは対にして問われやすいので、はっきり区別します。
「明るい赤」のように修飾語で組み立てるのが系統色名、「桜色」のように固有の呼び名がそのまま色を指すのが慣用色名です。どちらのタイプかを、ことばの形で見分けられるようにしましょう。
正確さと風情の使い分け
色を正確に伝えたい場面(仕事の指示など)では系統色名や記号が向き、雰囲気を伝えたい場面では慣用色名が向きます。色名は「どちらが正しい」ではなく、目的に応じた使い分けが大切です。
このモジュールのまとめ
- 色名には基本色名・系統色名・固有色名・慣用色名がある
- 系統色名は基本色名+修飾語で、おおよその色を正確に表す
- 慣用色名はものの名前に由来し、風情を伝えるが正確な指定には不向き
- 正確さなら系統色名・記号、風情なら慣用色名と使い分ける
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