混同しやすい色(混同色)
色覚タイプによって見分けにくい色の組み合わせ(混同色)と、混同色線・混同色中心の考え方を学びます。
別の色なのに、見分けにくい組み合わせ
ある色覚タイプの人にとって、本来は別の色なのに似て見えて区別しにくい色の組み合わせを混同色といいます。
CUDO の解説によると、たとえばP型・D型では、赤系と緑系が似た色みに見えて区別しにくいことがあります。次のような組み合わせは、色だけで区別しようとすると伝わりにくくなります。
- 赤 と 緑(信号・地図・グラフでよく使われる組み合わせ)
- 赤 と 黒・茶(暗い赤は黒や茶と紛れやすい)
- 緑 と 灰色・茶
- 水色 と ピンク、緑 と オレンジ など
注意
どの色が混同しやすいかはタイプや程度によって異なります。「この組み合わせは絶対に見分けられない」と断定するのではなく、「色だけに頼ると伝わりにくい人がいる」という観点で配色を見直すことが大切です。
どの色が混同しやすいかはタイプや程度によって異なります。「この組み合わせは絶対に見分けられない」と断定するのではなく、「色だけに頼ると伝わりにくい人がいる」という観点で配色を見直すことが大切です。
混同色線と混同色中心
色を平面に並べた図(xy色度図)の上で、あるタイプが区別しにくい色どうしを結んだ直線を混同色線といいます。そして、そのタイプの混同色線が一点に集まる交点を混同色中心といいます。
- 混同色線:同じ直線上にある色は、そのタイプには似て見えやすい。
- 混同色中心:混同色線が集まる点。1型・2型・3型でそれぞれ位置が異なります。
| 用語 | 内容 |
|---|---|
| 混同色線 | xy色度図上で、あるタイプが区別しにくい色どうしを結んだ直線 |
| 混同色中心 | 混同色線が一点に集まる交点(1型・2型・3型で位置が異なる) |
試験ポイント
「混同色線=似て見える色を結んだ線」「混同色中心=その線が集まる交点(タイプごとに違う)」。図と結びつけて押さえましょう。
「混同色線=似て見える色を結んだ線」「混同色中心=その線が集まる交点(タイプごとに違う)」。図と結びつけて押さえましょう。
環境によっても色は誤認されやすくなる
色の見分けやすさは、色そのものだけでなく見る条件にも左右されます。
- 面積が小さい(細い線・小さな文字)
- 暗い・照明が悪い
- 色どうしが離れて配置されている
コツ
これは色覚タイプにかかわらず起こりますが、もともと見分けにくい組み合わせでは影響が大きくなります。だからこそ、第6章で学ぶ「明度差をつける」「色名や模様を併記する」といったCUDの工夫が役立ちます。
これは色覚タイプにかかわらず起こりますが、もともと見分けにくい組み合わせでは影響が大きくなります。だからこそ、第6章で学ぶ「明度差をつける」「色名や模様を併記する」といったCUDの工夫が役立ちます。
このモジュールのまとめ
- 混同色=あるタイプにとって別の色なのに似て見え区別しにくい組み合わせ
- P型・D型では赤系と緑系が見分けにくいことがある(CUDOの解説より)
- 混同色線=似て見える色を結んだ線、混同色中心=その交点(1/2/3型で位置が違う)
- 小さい・暗い・離れている等の条件で色は誤認されやすくなる
※本サイトは個人による学習支援サイトであり、色彩検定協会の公式サイトではありません。色覚・目に関する記述は一般的な説明で、医学的助言ではありません。気になる症状は眼科医にご相談ください。