高齢期に多い目の病気とロービジョン
白内障・緑内障・加齢黄斑変性という代表的な目の病気を、一般的な知識として整理します。
高齢期に多い代表的な目の病気
加齢に伴って多くなる目の病気もあります。UC級では、これらを一般的な知識として知り、見え方への配慮につなげます。
注意
以下は日本眼科学会などの一般向け解説に基づく説明で、個人の診断・治療を目的とするものではありません。症状が気になるときは眼科医にご相談ください。混同しやすい3つを区別して押さえましょう。
以下は日本眼科学会などの一般向け解説に基づく説明で、個人の診断・治療を目的とするものではありません。症状が気になるときは眼科医にご相談ください。混同しやすい3つを区別して押さえましょう。
| 病気 | 主な特徴(一般的な説明) |
|---|---|
| 白内障 | 目のレンズである水晶体が濁ることで、かすんで見えたり光をまぶしく感じたりする。日本眼科学会によれば、進行した場合は濁った水晶体を取り除き眼内レンズを入れる手術が一般的とされる |
| 緑内障 | 視神経に障害が起き、視野が欠けていく。眼圧を下げることが治療とされる。視野の欠けは少しずつ進むため気づきにくいことがある |
| 加齢黄斑変性 | 網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、見ようとする中心が見えにくくなる(歪む・暗くなる)。日本眼科学会によれば、日本では50歳以上の約1%にみられ、高齢になるほど多い |
試験ポイント
「白内障=水晶体が濁る」「緑内障=視野が欠ける」「加齢黄斑変性=中心が見えにくい」。3つは原因も見え方も違うので、混同しないよう区別して覚えましょう。
「白内障=水晶体が濁る」「緑内障=視野が欠ける」「加齢黄斑変性=中心が見えにくい」。3つは原因も見え方も違うので、混同しないよう区別して覚えましょう。
ロービジョンへの配慮
病気や加齢などで見えにくさがあっても、残っている見る力を活かして生活する状態をロービジョンといいます。色のUDは、こうした多様な見え方の人にも情報が伝わるようにする工夫です。
コツ
見え方には個人差があります。だからこそ、色だけに頼らず明度差・色名の併記・模様(ハッチング)・大きな文字などを組み合わせることが、だれにとっても見やすい情報につながります。具体的な進め方は第6章で学びます。
見え方には個人差があります。だからこそ、色だけに頼らず明度差・色名の併記・模様(ハッチング)・大きな文字などを組み合わせることが、だれにとっても見やすい情報につながります。具体的な進め方は第6章で学びます。
このモジュールのまとめ
- 白内障=水晶体が濁る、緑内障=視野が欠ける、加齢黄斑変性=中心が見えにくい(区別する)
- いずれも日本眼科学会などの一般向け解説に基づく説明で、診断・治療の助言ではない
- ロービジョン=残った見る力を活かして生活する状態
- 色だけに頼らず明度差・色名・模様・大きな文字を組み合わせることが大切
※本サイトは個人による学習支援サイトであり、色彩検定協会の公式サイトではありません。色覚・目に関する記述は一般的な説明で、医学的助言ではありません。気になる症状は眼科医にご相談ください。