almost と most
almost は副詞「ほとんど・もう少しで」で名詞を直接修飾しない。「ほとんどの〜」は most 〜 か almost all 〜。
almost は名詞を直接修飾できない
日本語の「ほとんどの学生」に引かれて almost students と書く誤りが定番です。
- almost … 副詞「もう少しで・ほとんど」。動詞・形容詞・all/every/always などを修飾する。
- most … 形容詞・代名詞「大部分の・大多数」。名詞を直接修飾できる。
| 表現 | 可否 | 意味 |
|---|---|---|
| most students | ○ | ほとんどの学生 |
| almost all students | ○ | ほとんどすべての学生 |
| almost students | ✕ | 副詞 almost は名詞を直接修飾できない |
| I almost missed the train. | ○ | もう少しで乗り遅れるところだった |
almost は all + most が縮まった語
almost は古英語 eallmæst(all + most の複合語)に由来し、「ほとんどすべて」という意味が「もう少しで・ほとんど」という副詞の意味に絞られていった。現代の almost が most と語源的なつながりを持ちながら品詞も用法も別物になっているのは、この成立過程の名残である。
mostly という紛らわしい副詞との違い
almost と似た副詞に mostly(大部分は・たいてい)があるが、mostly は「大部分の場合に当てはまる」ことを表し、almost のように「もう少しで達する・僅かに届かない」という意味は持たない。I mostly agree(おおむね賛成だ)と I almost agree(もう少しで賛成しかけた=実際は賛成していない)では意味が逆転する点に注意が要る。
almost never という頻度表現
almost は almost never(めったに〜ない)・almost always(ほとんどいつも)のように頻度を表す副詞と組み合わさり、100%に近い極端な頻度をわずかに緩める働きをする。most には無いこの「あと少しで到達する・しない」という近似のニュアンスが、almost の中心的な機能である。
まとめ
- almost=副詞。名詞を直接修飾しない
- 「ほとんどの〜」は most 〜 または almost all 〜
- most of 〜 の of の後ろには the/my などの限定語が要る
確認クイズ(抜粋)
Q1. 「ほとんどの生徒が試験に合格した」として正しい文はどれですか。
A. Most students passed the exam.
Q2. almost を使って「ほとんどすべての客」を表すのはどれですか。
A. almost all customers
Q3. almost の品詞はどれですか。
A. 副詞
全5問はサイトのインタラクティブ版でお試しください。
※本サイトは個人による学習支援サイトです。最終的な確認は辞書や公式教材で行ってください。
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