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breath と breathe

名詞と動詞。breath /brɛθ/「息」(名詞)、breathe /briːð/「呼吸する」(動詞)。母音と語尾の音が違う。

品詞と発音で見分ける

e のあるなし(breath / breathe) で名詞・動詞が分かれ、発音も変わります。

語発音品詞・中心の意味例文
breath/brɛθ/名詞:息Take a deep breath.(深呼吸して)
breathe/briːð/動詞:呼吸するIt's hard to breathe up here.(ここでは息がしにくい)
試験ポイント覚え方:e が付くと動詞 breathe(イーと伸びて濁る)、e がないと名詞 breath(エと短く)。「深呼吸(a deep breath)」は名詞、「息をする」は動詞 breathe。

breath を使った成句は名詞のまま定着している

out of breath(息切れして)、hold your breath(息を止める・固唾をのむ)、a breath of fresh air(新鮮な空気・目先を変える存在)はどれも breath の名詞のまま固まった言い方で、breathe に置き換えることはできません。Take a breath.(一息つく)も、動作としては「呼吸する」に近い意味ですが、目的語として breath という名詞を取る形です。

動詞 breathe が比喩的に使われる場面

breathe には文字どおりの呼吸だけでなく、breathe life into ~(〜に活気を与える)、breathe a word(一言でも漏らす、通常は否定文で not breathe a word)のように、比喩的な「吹き込む・漏らす」という意味の使われ方があります。空気を体に取り込む動作から、何かを外に発する・満たすという方向へ意味が広がっている点は、breath の側にはない広がりです。

同じ th の綴りで音が変わる仲間

breath と breathe のように、語尾に e が付くと th の発音が無声音 /θ/ から有声音 /ð/ に変わる語は他にもあります。cloth(布・/θ/)と clothe(服を着せる・/ð/)、bath(風呂・/θ/)と bathe(入浴する・/ð/)が同じパターンで、名詞と動詞の区別に発音の濁りが連動している英語の綴りの規則性の一例です。

よくある誤用

注意Take a deep breathe before you start speaking.(誤)。「息(1回分)」という名詞は breath(e なし)。breathe は動詞「呼吸する」を表す語なので、a のあとの名詞としては使えません。
注意It's hard to breath at this altitude because the air is so thin.(誤)。「呼吸する」という動詞は breathe(e あり)。breath は名詞「息」を表す語なので、動詞の位置には使えません。

まとめ

確認クイズ(抜粋)

Q1. 空所に入る適切な語はどれですか。「Try to ( ) slowly and relax.(ゆっくり呼吸してリラックスして)」

A. breathe

Q2. 「息(1回分)」という意味の名詞はどれですか。

A. breath

Q3. 空所に入る適切な語はどれですか。「He held his ( ) underwater.(彼は水中で息を止めた)」

A. breath

全5問はサイトのインタラクティブ版でお試しください。

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