bring は前置詞でどう意味が変わる?
bring の中心イメージ「(対象を自分や話題の場に)持ってくる」が、続く前置詞・副詞でどう枝分かれするかをまとめたハブページ。
bring の中心イメージ
bring は「(物や人を)持ってくる・連れてくる」が核です。物理的に運ぶだけでなく、「(今まで無かった状態を)この場に生じさせる」という比喩に広がります。
| 熟語 | 前置詞・副詞のイメージ | 中心的な意味 |
|---|---|---|
| bring about | about(周囲に) | (変化・結果)を引き起こす |
| bring around | around(円を描いて向きを変える) | 説得する・意識を回復させる |
| bring on | on(前方へ押し出す) | (望ましくない事態)をもたらす |
| bring up | up(上へ引き上げる) | 育てる・話題に挙げる |
| bring back | back(過去へ戻す) | 思い出させる・復活させる |
| bring forward | forward(未来・奥を手前へ) | 予定を早める・提案する |
| bring down | down(高い位置から引き下ろす) | 倒す・下げる |
| bring in | in(外から新たに持ち込む) | 導入する・稼ぐ・招く |
bring about は「周囲の現実世界に、今まで無かった事象を発生させる」イメージで、主語には政策や技術革新のような抽象的な原因が来ます。bring around は「相手の意識をぐるりと回転させて、自分の立場へ向かわせる」イメージで、説得の場面と、気絶した人を正気に戻す場面の両方で使われます。bring back は「過去にあったものを現在へ連れ戻す」イメージから思い出や流行の復活を表し、bring forward は「未来の予定や奥にある議題を手前に引き寄せる」イメージから日程を早める・議題を提示する意味になります。bring down は「高い位置にあるものを引き下ろす」イメージで政権の失脚や水準の低下を表し、bring in は「外にあったものを新たに内側へ持ち込む」イメージで制度の導入や収益を表します。
bring の熟語ペア一覧
- bring about と bring around — bring about は「(変化)を引き起こす」、bring around(round)は「説得する・意識を戻す」。about と around のイメージの違いが鍵です。
- bring on と bring up — bring on は「(望ましくない事態)を引き起こす/育てる」、bring up は「(子を)育てる/話題に挙げる」。育てる意味が重なるので要注意です。
- bring back と bring forward — 同じ bring でも back は「思い出させる・復活させる」、forward は「予定を早める・提案する」。過去に戻すか、未来を手前に引き寄せるかの違いです。
- bring down と bring in — 同じ bring でも down は「権力を倒す・水準を下げる」、in は「新しく導入する・収益を得る」。押し下げるか、新たに持ち込むかの違いです。
※本サイトは個人による学習支援サイトです。最終的な確認は辞書や公式教材で行ってください。
編集方針