claw と crow
/l/ /r/ と母音 /ɔː/ /oʊ/ の複合。claw /klɔː/「(動物の)爪」、crow /kroʊ/「カラス」。
音のちがいで見分ける
子音(/l/ か /r/)と母音(/ɔː/ か /oʊ/)の両方が違います。
- claw … /klɔː/ 「(動物の)かぎ爪・はさみ」。
- crow … /kroʊ/ 「カラス」。
| 語 | 発音 | 中心の意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| claw | /klɔː/ | (動物の)爪 | The cat sharpened its claws.(猫は爪を研いだ) |
| crow | /kroʊ/ | カラス | A crow landed on the fence.(カラスが柵に止まった) |
claw / crow の派生語で判別を強化
claw 系:句動詞 claw back((苦労して)取り戻す)は、claw の「爪でひっかく」という動作イメージから来た表現です。crow 系:慣用句 as the crow flies(直線距離で)は、カラスが障害物を気にせずまっすぐ飛ぶことから生まれた、距離を表す定番表現です。
crow が「自慢する」動詞になった由来
crow は名詞の「カラス」だけでなく、勝ち誇って自慢する・得意げに言うという動詞としても使われる(crow about one's victory)。雄鶏が高らかに鳴く様子(crow は「鶏が鳴く」という動詞でもある)が、人の自慢げな態度の比喩に転用された。
eat crow という成句と crow's feet という表現
eat crow(自分の非を認めて屈辱を味わう)は、カラスが不味い鳥とされてきたことに由来するアメリカ英語の成句。目尻の小じわを指す crow's feet(カラスの足跡)は、カラスの3本指の足跡の形に小じわが似ていることに由来し、14世紀から使われている古い表現。
crowbar(バール)という工具名にもcrowが残る
てこの原理で釘を抜いたり物をこじ開けたりする工具 crowbar(バール)は、先端の曲がって平らになった部分がカラスのくちばしに似ていることから名付けられた。18世紀半ばには単に crow と呼ばれており、後に bar が付いて crowbar という複合語になった。
まとめ
- claw /klɔː/=(動物の)かぎ爪・はさみ。claw back(取り戻す)
- crow /kroʊ/=カラス。as the crow flies(直線距離で)
- c の直後 /l/ vs /r/、母音 /ɔː/ vs /oʊ/
確認クイズ(抜粋)
Q1. 「カラス」という意味の語はどれですか。
A. crow
Q2. 空所に入る適切な語はどれですか。「The eagle gripped the fish with its ( ).(ワシは爪で魚をつかんだ)」
A. claws
Q3. claw と crow を分けている音の違いはどれですか。
A. 子音 /l/-/r/ と母音 /ɔː/-/oʊ/ の両方
全5問はサイトのインタラクティブ版でお試しください。
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