coarse と course
同音 /kɔːrs/。coarse「粗い・きめが粗い」(形容詞)、course「course・進路・料理の一品」(名詞)。
音は同じ、意味とスペルで見分ける
coarse と course は同じ発音 /kɔːrs/(同音異義語)。意味とスペルで決めます。
- coarse … /kɔːrs/ 形容詞「きめが粗い・ざらざらの・粗野な」。反対は fine, smooth。
- course … /kɔːrs/ 名詞「course・進路・過程/(料理の)一品」。of course(もちろん)。
| 語 | 発音 | 品詞・中心の意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| coarse | /kɔːrs/ | 形容詞:粗い | The sand here is coarse.(ここの砂は粒が粗い) |
| course | /kɔːrs/ | 名詞:course・進路 | I took an English course.(英語の講座を受けた) |
course はラテン語「流れ・進路」に由来する語
course はラテン語 cursus(走ること・進路・水の流れ)に由来し、a river's course(川の流れ)、the course of history(歴史の流れ)のように、時間や空間を通って進んでいくイメージで幅広く使われます。in due course(しかるべき時が来れば)という成句は法律用語から広まったとされ、「物事には自然な進み方がある」という course の中心義がそのまま残っています。
of course はほぼ決まり文句として機能する
course を使った最も頻度の高い言い方は of course(もちろん)で、この形では「進路」という意味の名残がほとんど意識されません。off course(進路を外れて)と発音・綴りが近く、飛行機や船が予定の航路を外れる場面で使われる off course との混同にも注意が必要です。
coarse には人の振る舞いを評する用法がある
coarse は物の手触りだけでなく、coarse language(下品な言葉遣い)、coarse manners(粗野な振る舞い)のように、人の言動の品位の低さを評する形容詞としても使われます。布や砂の「粒が粗い」という物理的な感触から、「洗練されていない」という比喩的な意味へ広がっている点は、日本語の「粗野」という言葉が持つ二重の意味と似た構造です。
まとめ
- coarse と course は同音 /kɔːrs/
- coarse=形容詞「粗い・ざらざらの」(反対は fine)
- course=course・進路・料理の一品(of course)
確認クイズ(抜粋)
Q1. 空所に入る適切な語はどれですか。「I signed up for a cooking ( ).(料理のcourseに申し込んだ)」
A. course
Q2. 「きめが粗い・ざらざらの」という意味の語はどれですか。
A. coarse
Q3. coarse と course の発音の関係はどれですか。
A. 同じ発音(同音異義語)
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