credible と credulous
同じ cred(信じる)由来でも別語。credible「信用できる・信じるに足る」、credulous「(人が)すぐ信じる・だまされやすい」。
何が信用に関わるかで見分ける
どちらも cred-(信じる)から来ますが、意味の向きが違います。
- credible … 「信用できる・もっともらしい」。情報・証人などが信じるに足る。
- credulous … 「(人が)すぐ信じる・だまされやすい・軽信的な」。人の性質。
| 語 | 対象 | 中心の意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| credible | 情報・人の信頼性 | 信用できる | The witness gave a credible account.(証人は信用できる証言をした) |
| credulous | 人の性質 | だまされやすい | A credulous buyer fell for the scam.(軽信的な買い手が詐欺に引っかかった) |
incredible と incredulous も同じ向きの区別を引き継ぐ
否定形の incredible(信じられないほどすごい・驚異的な)と incredulous((人が)信じられないという顔をした・懐疑的な)も、credible/credulous と同じ向きの区別を保ちます。incredible は対象の質を評価する語で日常会話では「すごい」という賞賛の意味に薄まっていますが、incredulous は she looked incredulous(彼女は信じられないという表情をした)のように、常に人の反応・表情を表す語にとどまっています。
credible とよく似た creditable は意味が別
credible と綴りが近い creditable(称賛に値する・立派な)は、crédit(信用・功績)から派生した別の語で、a creditable performance(立派な出来栄え)のように使われます。credible が「信じられるかどうか」を問うのに対し、creditable は「称賛に値するかどうか」を問うという、意味の軸自体が異なる語です。
credulity という名詞が持つ皮肉な響き
credulous の名詞形 credulity(軽信・だまされやすさ)は、strain credulity(信じ難い・にわかには信じがたい)という成句でよく使われ、「読者や聞き手の信じる力を限界まで試す」という皮肉な文脈で登場します。sceptical(懐疑的な)が credulous の対義に近い性質を表す語として使われることもあります。
まとめ
- credible=信用できる・もっともらしい(情報・証人)
- credulous=(人が)すぐ信じる・だまされやすい
- 対象が信頼できる=credible、人が軽信的=credulous
確認クイズ(抜粋)
Q1. 空所に入る適切な語はどれですか。「Too ( ), he believed every rumor.(軽信的すぎて、彼はどんな噂も信じた)」
A. credulous
Q2. 「信用できる・もっともらしい」という意味の語はどれですか。
A. credible
Q3. 空所に入る適切な語はどれですか。「Is there any ( ) evidence for this claim?(この主張に信用できる証拠はある?)」
A. credible
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