lessen と lesson
同音 /ˈlesn/。lessen は動詞「減らす・和らげる」、lesson は名詞「授業・教訓」。
音は同じ、動詞か名詞か
lessen と lesson は同じ発音 /ˈlesn/の同音異義語です。品詞が違うので、文中の位置で見分けられます。
- lessen … 動詞「減らす・弱める/減る」。less(より少ない)+-en(〜にする)。
- lesson … 名詞「授業・けいこ」「教訓」。
| 語 | 品詞 | 中心の意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| lessen | 動詞 | 減らす・和らげる | The medicine lessened the pain.(薬が痛みを和らげた) |
| lesson | 名詞 | 授業・教訓 | I have a piano lesson on Fridays.(金曜はピアノのレッスンがある) |
teach someone a lesson は文字どおりの授業ではない
teach someone a lesson(〜に思い知らせる・懲らしめる)は、実際の授業ではなく、痛い経験を通じて相手に教訓を学ばせるという比喩的な成句です。That will teach you a lesson.(それでいい経験になったでしょう)のように、失敗や罰を通じた学びを指し、lesson の「教訓」という意味がそのまま生きています。
-en は形容詞・名詞を動詞に変える生産的な接尾辞
lessen の -en は、less(少ない)という形容詞を「少なくする」という動詞に変える接尾辞で、同じパターンは widen(widen=広げる、wide+en)、strengthen(強める、strength+en)、weaken(弱める、weak+en)にも見られます。この -en の働きを知っていると、見慣れない -en 動詞に出会ったときも「〜の状態にする」という意味を推測しやすくなります。
lesson は不可算の「授業」と可算の「1コマ」の両方に使う
lesson は a piano lesson(ピアノのレッスン1回)のように具体的な1コマを指す可算名詞として使われるのが基本ですが、take lessons in French(フランス語を習う)のように複数形でも自然に使われます。「教訓」の意味でも a hard lesson(厳しい教訓)、learn a lesson(教訓を得る)のように可算名詞として扱われ、lessen が常に動詞であるのとは対照的に、lesson は名詞専用でありながら柔軟な使われ方をします。
まとめ
- lessen と lesson は同音 /ˈlesn/
- lessen=動詞「減らす・和らげる」(less+-en)
- lesson=名詞「授業・教訓」
確認クイズ(抜粋)
Q1. 空所に入る適切な語はどれですか。「Exercise can ( ) the risk of illness.(運動は病気のリスクを減らしうる)」
A. lessen
Q2. 空所に入る適切な語はどれですか。「She takes a violin ( ) every Saturday.(毎週土曜にバイオリンのレッスンを受ける)」
A. lesson
Q3. lessen の成り立ちとして正しいものはどれですか。
A. less+-en(〜にする)
全5問はサイトのインタラクティブ版でお試しください。
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