little と few
数えられるかで使い分ける。little は「(不可算に)ほとんどない/少しの」、few は「(可算に)ほとんどない/少しの」。a の有無で意味が変わる。
数えられるか+a の有無で見分ける
どちらも「少ない」ですが、不可算か可算か、さらに a が付くかで意味が変わります。
- little … 不可算名詞に。little=ほとんどない(否定的)/a little=少しある(肯定的)。
- few … 可算名詞(複数)に。few=ほとんどない(否定的)/a few=少しある(肯定的)。
| 語 | 付く名詞 | 中心の意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| little / a little | 不可算 | ほとんどない/少し | We have little time.(ほとんど時間がない) |
| few / a few | 可算・複数 | ほとんどない/少し | A few students stayed.(数人の生徒が残った) |
quite a few は「少し」ではなく「かなり多い」という逆説
a few は基本的に「少しある」という意味ですが、quite a few(かなりの数の)という成句になると意味が反転し、「思ったより多い・相当数の」という意味になります。quite a few people attended(かなり多くの人が参加した)のように、few という語自体が持つ「少ない」という語感に反して多さを表すため、初学者が誤解しやすい成句の代表例です。
few and far between という空間的イメージの成句
few and far between(まれにしか起こらない・数が少なく間隔も広い)は、17世紀にはすでに「点在する家がまばらである」という文字どおりの意味で使われていた表現です。「数が少ない(few)」と「間隔が広い(far between)」という2つの要素が組み合わさることで、時間的にも空間的にも「めったにない」という希少さを強調する成句として定着しました。
little のもう一つの顔=形容詞としての「小さい」
little には量の少なさを表す用法とは別に、a little dog(小さな犬)のように「小さい・幼い」という大きさや年齢を表す形容詞の用法があります。この場合は few との対比の話ではなく small に近い意味で、a little town(小さな町)のように親しみを込めた響きを伴うことが多い点も、量を表す little とは異なる特徴です。
まとめ
- little=(不可算に)ほとんどない/a little=少しある
- few=(可算・複数に)ほとんどない/a few=少しある
- 不可算=little、可算=few。a の有無で肯定/否定が変わる
確認クイズ(抜粋)
Q1. 空所に入る適切な語はどれですか。「( ) people know this secret.(この秘密を知る人はほとんどいない)」
A. Few
Q2. 空所に入る適切な語はどれですか。「There is ( ) hope of success.(成功の望みはほとんどない)」
A. little
Q3. 可算名詞(複数)に付くのはどちらですか。
A. few
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