make と do
作り出すか、行うか。make は「(新しく)作り出す・生じさせる」、do は「(行為・仕事を)する・行う」。
生み出すか、こなすかで見分ける
どちらも「する」と訳せますが、新しく何かを作り出すか、行為・作業をこなすかで使い分けます。
- make … 「(新しいものを)作る・生じさせる」。make a cake, make a decision, make a mistake。make-made-made。
- do … 「(行為・仕事・課題を)する・行う」。do homework, do the dishes, do one's best。do-did-done。
| 語 | 中心の意味 | よく使う組み合わせ |
|---|---|---|
| make | 作り出す・生じさせる | make dinner / make a plan / make noise |
| do | 行う・こなす | do homework / do the laundry / do business |
make do with という成句の make do は特殊な形
make do(工夫してやりくりする)は、ここまで見てきた「モノを作り出す」make とは別枠の成句で、make do with what you have(今あるもので済ませる)のように、不十分な材料や条件のまま何とか対処するという意味です。第二次世界大戦中のイギリスで物資不足を乗り切るために使われた make do and mend(あるもので済ませ、直して使う)という国のスローガンが、この言い方を広めたとされています。
do は一般動詞と助動詞の二重の顔を持つ
do は do the dishes のような一般動詞のほかに、Do you like coffee?(疑問文)や I don't know.(否定文)を作る助動詞としても働きます。make にはこの助動詞の働きがありません。文の骨組みを作る道具としての do と、行為の内容を表す一般動詞としての do は、同じ綴りでも役割がまったく異なります。
動作の主体が「作る側」か「担う側」かで見分ける
make a decision(決定を下す)は「決定」という新しい状態をゼロから生み出す動作、do one's duty(義務を果たす)は既に存在する「義務」という枠組みを自分の行動でこなす動作です。迷ったときは、対象がその場で初めて生まれるものか、すでに決まっている務めや作業かを考えると、make と do のどちらを選ぶべきかの手がかりになります。
まとめ
- make=(新しく)作り出す・生じさせる(make a plan/mistake)
- do=(行為・仕事)を行う・こなす(do homework/the dishes)
- 多くは決まった組み合わせで覚える
確認クイズ(抜粋)
Q1. 空所に入る適切な語はどれですか。「I have to ( ) my homework tonight.(今夜は宿題をしなければ)」
A. do
Q2. 空所に入る適切な語はどれですか。「Let's ( ) a plan for the trip.(旅行の計画を立てよう)」
A. make
Q3. 空所に入る適切な語はどれですか。「Please ( ) the dishes after dinner.(夕食後に皿洗いをして)」
A. do
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