martial と marital
martial「軍事の・戦いの」(martial arts / martial law)、marital「結婚の・婚姻の」(marital status)。文字の並びが入れ替わっただけ。
t と i の並びが入れ替わるだけの危険なペア
martial と marital は同じ文字を並べ替えただけで、打ち間違えても綴りチェックに引っかかりません。意味は大きく違います。
- martial … /ˈmɑːrʃl/ 形容詞「軍事の・戦いの」。martial arts(武術)、martial law(戒厳令)。
- marital … /ˈmærɪtl/ 形容詞「結婚の・婚姻の」。marital status(婚姻状況)。
| 語 | 発音 | 中心の意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| martial | /ˈmɑːrʃl/ | 軍事の・戦いの | He has studied martial arts for ten years.(10年間武術を学んでいる) |
| marital | /ˈmærɪtl/ | 結婚の・婚姻の | The form asks for your marital status.(用紙は婚姻状況を尋ねている) |
注意申請書の項目を martial status と書くと「軍事状況」になってしまいます。
試験ポイント覚え方:marital には marry(結婚)が隠れている。結婚なら marital、武術・戒厳令なら martial。
martial は軍神マルスに由来し3月 March と同じ語根
martial はラテン語 Martius(軍神マルス Mars の、の意)に由来し、3月を意味する March(Martius)と同じ語根を持つ。ローマでは3月が軍事行動を再開する時期だったことが、月の名前と「軍事の」という形容詞の両方に反映されている。
marital は marry と同じ語根 maritus
marital はラテン語 maritus(夫)に由来し、動詞 marry(結婚する)と同じ語根を持つ。もとは「夫に関する」という意味だったが、現代では夫婦・婚姻関係全般を指す形容詞として使われている。
martial law が発動された歴史的な例
martial law(戒厳令)は、通常の司法手続きを停止し軍が治安維持を担う非常事態の措置で、大規模な災害や暴動の際に発動されてきた歴史がある。marital status(婚姻状況)との一字違いは、書類の記入ミスとしてしばしば話題になる。
まとめ
- martial=軍事の・戦いの(martial arts / martial law)
- marital=結婚の・婚姻の(marital status)
- marital は marry と同語源で覚える
確認クイズ(抜粋)
Q1. 空所に入る適切な語はどれですか。「Please write your ( ) status on the form.(用紙に婚姻状況を記入してください)」
A. marital
Q2. 「武術」を表す語句はどれですか。
A. martial arts
Q3. 「戒厳令」を表す語句はどれですか。
A. martial law
全5問はサイトのインタラクティブ版でお試しください。
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