much と many
数えられるかで使い分ける。much は「(不可算に)多くの」、many は「(可算に)多くの」。
数えられるかで見分ける
どちらも「多くの」ですが、後ろの名詞が不可算か可算かで使い分けます。
- much … 「(不可算名詞に)多くの・多量の」。much water, much time。
- many … 「(可算名詞の複数に)多くの・多数の」。many books, many people。
| 語 | 付く名詞 | 中心の意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| much | 不可算 | 多くの(量) | I don't have much time.(あまり時間がない) |
| many | 可算・複数 | 多くの(数) | She has many friends.(彼女は友達が多い) |
much / many の応用表現で判別を強化
much 系:much of a ~(大した〜ではない=not much of a singer)、比較表現 as much as ~(〜と同じくらい多く)は、much の「量」という中心の意味から広がった表現です。many 系:文語的な表現 many a + 単数名詞(幾たびもの〜=many a time で「幾度となく」)は、意味は複数でも直後に単数形が来る珍しい形です。
much と many はどちらも比較変化が不規則
much・many はどちらも比較級・最上級が more・most という共通の不規則形になる。語源も語形もまったく異なる2つの語が、比較変化のときだけ同じ形に合流する「補充法(サプリーション)」と呼ばれる珍しい現象の一例。
many はゲルマン語源、対応するラテン語はmulti-系の語に残る
many は古英語 manig に由来するゲルマン語源の語で、ラテン語に由来する「多い」を意味する語根(multi-)とは系統が異なる。multiple(複数の)・multitude(多数)のようなラテン語源の語と、日常語 many のゲルマン語源が、同じ「多い」という意味を別の語源で表している。
まとめ
- much=(不可算に)多くの(much water/time)。not much of a ~/as much as ~
- many=(可算・複数に)多くの(many books/people)。many a + 単数名詞(文語)
- 肯定文の「たくさん」は a lot of がどちらにも可
確認クイズ(抜粋)
Q1. 空所に入る適切な語はどれですか。「How ( ) books did you read?(何冊本を読んだ?)」
A. many
Q2. 空所に入る適切な語はどれですか。「There isn't ( ) milk left.(牛乳があまり残っていない)」
A. much
Q3. 可算名詞(複数)に付くのはどちらですか。
A. many
全5問はサイトのインタラクティブ版でお試しください。
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