other と another
another=an+other で「もう一つの(単数・可算)」、other は「他の」(複数名詞や the とともに)。
単数か複数か・the が付くかで見分ける
同じ「他の」ですが、形が違います。
- another … an + other。「もう一つの・別の(単数・可算)」。うしろは単数名詞。
- other … 「他の」。うしろは複数名詞(other books)か、the other(s)(特定の残り)。
| 語 | 形 | 中心の意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| another | 単数 | もう一つの | Would you like another cup?(もう一杯いかが?) |
| other | 複数/the と | 他の | I have other ideas.(他の考えがある) |
数量のまとまりには another が付く
another のあとは単数名詞が原則ですが、two weeks や ten kilometers のように数量をひとまとまりと見るときは another two weeks(もう2週間)、another ten kilometers(あと10キロ)と言えます。ここでの another は「もう一組の」という感覚で働いており、複数名詞そのものに付いているわけではありません。数詞をはさまずに another ideas と書くと誤りになります。
the が付くと残りが特定される
I have two brothers. One lives in Osaka, and the other lives in Sendai. のように、2つのうちの残りの一方は the other です。3つ以上あって残り全部を指すなら the others、不特定の「他の人たち」なら others になります。冠詞が付くかどうかで、話し手が範囲を決めて話しているかどうかが読み取れます。
every other day の other
every other day は「1日おきに」で、「毎日ほかの日」ではありません。この other は間にもう一つはさんで次に来るという意味で、every other week(隔週)、every other line(1行おき)も同じ作りです。one after another(次々と)、each other(互いに)とあわせて、成句のまま覚えておくと形で迷わなくなります。
まとめ
- another=an+other「もう一つの(単数・可算)」
- other=他の(複数名詞/the other(s) で特定の残り)
- 単数は another、複数は other
確認クイズ(抜粋)
Q1. 空所に入る適切な語はどれですか。「Some people like tea; ( ) prefer coffee.(お茶好きもいれば、コーヒー好きもいる)」
A. others
Q2. 空所に入る適切な語はどれですか。「Can I have ( ) piece of cake?(ケーキをもう一切れもらえる?)」
A. another
Q3. うしろに複数名詞をとって「他の〜」となるのはどちらですか。
A. other
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