remember と remind
思い出す主体が違う。remember は自分が「思い出す・覚えている」、remind は人に「思い出させる」。
だれが思い出すかで見分ける
どちらも記憶に関わりますが、思い出すのが自分か、人に思い出させるのかで使い分けます。
- remember … 自分が「思い出す・覚えている」。人を目的語にして「思い出させる」意味にはなりません。
- remind … 人に「思い出させる・気づかせる」。「だれに」を必ず目的語にとります。
| 語 | 中心の意味(よく使う形) | 例文 |
|---|---|---|
| remember | 覚えている(remember + 名詞・that 節) | I remember his name.(彼の名前を覚えている) |
| remember | 忘れずに〜する(remember to do) | Remember to lock the door.(ドアの施錠を忘れないで) |
| remember | 〜したのを覚えている(remember doing) | I remember locking the door.(施錠したのは覚えている) |
| remind | 〜を思い出させる(remind 人 of 名詞) | This song reminds me of summer.(この曲は夏を思い出させる) |
| remind | 〜するよう言う(remind 人 to do) | Remind me to call him.(彼に電話するよう言って) |
to do と doing で内容が逆になる
remember to do はこれからすること、remember doing はすでにしたことを指します。上の表の2つの例文は、前者が「これから鍵をかける」、後者が「もう鍵をかけた」と、内容が正反対です。forget も同じ組み合わせで、forget to do(するのを忘れる)と forget doing(したのを忘れる)が対になります。
remind me of の使い方
remind 人 of 〜 は「〜を思い出させる」のほかに「〜に似ている」という含みでもよく使います。You remind me of your father.(お父さんに似ているね)は、人の面影や雰囲気について言うときの定番です。
よくある誤用
注意
This picture remembers me of my trip. は誤りです。人に思い出させるのは reminds(This picture reminds me of my trip.)。注意
I remembered him to bring his ID. も誤りです。相手に言ったのなら reminded(I reminded him to bring his ID.)。試験ポイント覚え方:remind は re-mind=人の心(mind)に働きかけるので、あとに必ず人が来ます。人が来ない文なら remember です。
まとめ
- remember=自分が「思い出す・覚えている」
- remind=人に「思い出させる」(remind 人 of 名詞/remind 人 to do)
- remember to do=これからすること、remember doing=もうしたこと
- remind のあとには必ず「人」が来る
確認クイズ(抜粋)
Q1. 空所に入る適切な語はどれですか。「This photo ( ) me of my childhood.(この写真は子ども時代を思い出させる)」
A. reminds
Q2. 空所に入る適切な語はどれですか。「Do you ( ) his phone number?(彼の電話番号を覚えている?)」
A. remember
Q3. 空所に入る適切な形はどれですか。「I clearly remember ( ) the door before we left.(出かける前にドアに鍵をかけたのははっきり覚えている)」
A. locking
全5問はサイトのインタラクティブ版でお試しください。
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