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rise と arise

どちらも自動詞。rise は「(物・数値などが)上がる・のぼる」、arise は「(問題・状況が)生じる・起こる」。

「上がる」か「生じる」かで見分ける

どちらも目的語をとらない自動詞ですが、使う対象が違います。

対象中心の意味例文
rise物・数値上がる・のぼるThe sun rises in the east.(太陽は東からのぼる)
arise問題・状況生じる・起こるProblems may arise during the trip.(旅行中に問題が生じるかも)
試験ポイント覚え方:物・数値が「上がる」は rise、問題・状況が「生じる」は arise。太陽・物価は rise、問題・疑問・機会は arise。※どちらも自動詞(目的語なし)=他動詞 raise(上げる)と混同しない。

rise to the occasion という成句の rise

rise to the occasion(困難な状況で実力を発揮する)は、16世紀のイギリスで「occasion(重大な場面)」に応じて自分を「高める」という意味から生まれた成句とされます。物理的に「上がる」rise が、能力や気概を「奮い立たせる」という比喩に転じており、rise の中心義である「低い状態から高い状態へ動く」というイメージがそのまま生きています。

give rise to という言い方は arise と意味がつながる

give rise to ~(〜を引き起こす)は、rise を使いながら arise(生じる)に近い意味を表す成句です。The policy gave rise to widespread criticism.(その政策は広範な批判を引き起こした)のように、「rise(生じること)を与える」という構造で、arise が自動詞専用であるのに対し、give rise to は他動詞的に「何かが何かを生じさせる」関係を表せます。

名詞としての rise と、動詞 arise には無い用法

rise は名詞としても頻繁に使われ、a rise in prices(物価の上昇)、get a rise(昇給を得る、英)、a pay rise(昇給、英)のように、上昇そのものを指す名詞になります。arise にはこうした名詞用法がなく、「問題や状況が生じること」自体を名詞で表したいときは an occurrence や the emergence of ~ のような別の語を使います。

まとめ

確認クイズ(抜粋)

Q1. 空所に入る適切な語はどれですか。「A dispute ( ) over the boundary.(境界をめぐって争いが生じた)」

A. arose

Q2. 空所に入る適切な語はどれですか。「Prices continue to ( ) every year.(物価は毎年上がり続ける)」

A. rise

Q3. 問題・状況が「生じる・起こる」を表すのはどちらですか。

A. arise

全5問はサイトのインタラクティブ版でお試しください。

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