salary と wage
支払い方が違う。salary は主に「月給・年俸(固定給)」、wage は主に「時給・週給(働いた時間・量で払う賃金)」。
支払いの単位で見分ける
どちらも「賃金」ですが、払われ方が違います。
- salary … 主に「固定給(月給・年俸)」。専門職・事務職などで、月や年ごとにまとまって支払われる。
- wage … 主に「時間給・出来高(時給・週給)」。働いた時間や量に応じて支払われる。しばしば複数 wages。
| 語 | 単位 | 中心の意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| salary | 月・年 | 固定給 | Her annual salary is high.(彼女の年俸は高い) |
| wage | 時間・週 | 時間給 | Workers demanded higher wages.(労働者は賃上げを求めた) |
salary / wage の派生語・慣用句で判別を強化
salary 系:形容詞 salaried(給与制の・月給の=a salaried employee)は、salary の中心の意味そのものです。wage 系:複合語 a living wage(生活できる最低限の賃金)、慣用句 wage war((戦争・キャンペーンを)遂行する)は、wage が動詞としても使われることを示す表現です。
salary の語源はローマ兵士への「塩の手当」
salary はラテン語 salarium(塩の手当)に由来し、さらに sal(塩)から派生した語である。ローマ時代、兵士に塩を買うための手当が支給されていたことに由来するとされ(塩そのもので支払われたという説は史料上の裏付けが弱いとされる)、成句 worth one's salt(その塩に見合う働きをする=有能である)にも同じ塩の連想が残っている。
wage は gage・wager と同じ語根
wage は古フランス語 gage(担保・誓約)と同じ語源を持ち、賭け金を意味する wager(賭け)とも同根である。「約束の担保として差し出すもの」という原義が、「労働の対価として支払われるもの」という現代の wage の意味につながっている。
まとめ
- salary=固定給(月給・年俸)。形容詞salaried
- wage=時間給・週給(働いた時間・量で払う。複数 wages)。a living wage/wage war
- 固定給は salary、時給は wage
確認クイズ(抜粋)
Q1. 空所に入る適切な語はどれですか。「The part-time job pays an hourly ( ).(そのバイトは時給制だ)」
A. wage
Q2. 「月給・年俸(固定給)」を表す語はどれですか。
A. salary
Q3. 空所に入る適切な語はどれですか。「He was offered a good ( ) at the firm.(彼はその会社で良い給料を提示された)」
A. salary
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