seam と seem
同音 /siːm/。seam は名詞「縫い目・継ぎ目」、seem は動詞「〜のように思える」。
音は同じ、布の目か印象か
seam と seem は同じ発音 /siːm/の同音異義語です。
- seam … 名詞「縫い目・継ぎ目」。布・金属・地層(炭層)にも使う。
- seem … 動詞「〜のように思える・見える」。seem to do / seem+形容詞。
| 語 | 品詞 | 中心の意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| seam | 名詞 | 縫い目・継ぎ目 | The seam of my bag came apart.(かばんの縫い目がほどけた) |
| seem | 動詞 | 〜のように思える | You seem tired today.(今日は疲れているみたいだね) |
seam は布以外にも使われる
seam は衣服の縫い目だけでなく、a coal seam(石炭の炭層)のように地質学でも使われ、層と層の境目という共通のイメージでつながっています。burst at the seams(縫い目がはじけるほどいっぱいだ)は、人や物であふれかえっている様子を表す成句で、19世紀に定着したとされ、きつすぎる衣服の縫い目が今にもはじけそうな比喩から来ています。come apart at the seams(縫い目がほどけてバラバラになる=物事が破綻する)も同じ縫い目の比喩の否定的な側面です。
seem は状態を表す動詞で進行形にしにくい
seem は know や like と同じく状態動詞に分類され、He is seeming tired.(×)のように進行形にするのは基本的に不自然です。He seems tired.(彼は疲れているようだ)のように単純現在形で使うのが普通で、これは「〜のように思える」という判断が瞬間の動作ではなく、その時点での状態だからです。
It seems that の構文が持つ役割
It seems that he was right.(彼が正しかったようだ)や He seems to have left already.(彼はもう帰ったようだ)という構文は、断定を避けて話し手の推測であることを示すために使われます。同じ内容を He was right.(彼は正しかった)と言い切るより柔らかい印象を与えるため、確信が持てない場面や丁寧に述べたい場面で好まれます。
まとめ
- seam と seem は同音 /siːm/
- seam=名詞「縫い目・継ぎ目」
- seem=動詞「〜のように思える」(seem to do / It seems that 〜)
確認クイズ(抜粋)
Q1. 空所に入る適切な語はどれですか。「The ( ) of these jeans is double-stitched.(このジーンズの縫い目は二重に縫ってある)」
A. seam
Q2. 空所に入る適切な語はどれですか。「They ( ) to be enjoying the party.(彼らはパーティーを楽しんでいるようだ)」
A. seem
Q3. seam と seem の発音の関係はどれですか。
A. 同じ発音(同音異義語)
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