sociable と social
sociable「社交的な・人付き合いのよい」(人の性格)、social「社会の・社交(に関する)」(社会・集まり全般)。
性格か、社会・集まり全般かで見分ける
同じ語源ですが、focus が違います。
- sociable … 「社交的な・人付き合いのよい・愛想のよい」。人の性格を表す。
- social … 「社会の/社交の・親睦の」。social problems(社会問題)、social event(親睦行事)など幅広い。
| 語 | 中心の意味 | 例文 |
|---|---|---|
| sociable | 社交的な(性格) | He is friendly and sociable.(彼は親しみやすく社交的だ) |
| social | 社会の・社交の | We discussed social issues.(社会問題について話し合った) |
否定形が3つに分かれる紛らわしさ
sociable の反対語は unsociable(人付き合いを好まない・非社交的)ですが、似た形の asocial(社会的な関わりに関心がない)、antisocial(反社会的な・他人に害を及ぼす)とは意味の強さが違います。unsociable と asocial は「一人が好き」という消極的な性質を表すのに対し、antisocial は他人への迷惑や敵意を含む否定的な語で、antisocial behaviour(反社会的行動)のように使われます。単に「人付き合いが苦手」と言いたいときに antisocial を選ぶと、意図しない強い非難になります。
social はほぼすべての社会的な話題に付く
social には sociable のような「性格」の意味がなく、social media(ソーシャルメディア)、social class(社会階級)、social skills(対人スキル)、a social gathering(親睦の集まり)のように、社会や人との関わり全般を指す語として幅広く名詞を修飾します。sociable は人の性格以外にはほとんど使われません。
名詞形は society で共通する
sociable も social も、名詞形をたどると society(社会)に行き着きます。socialize(社交する・社会化する)という動詞もこの語根から派生しており、He doesn't socialize much.(彼はあまり人付き合いをしない)のように、sociable の意味に近い場面で使われます。
まとめ
- sociable=社交的な・人付き合いのよい(人の性格)
- social=社会の/社交の・親睦の(社会・集まり全般)
- 性格なら sociable、社会・集まりなら social
確認クイズ(抜粋)
Q1. 空所に入る適切な語はどれですか。「The government tackled ( ) inequality.(政府は社会的不平等に取り組んだ)」
A. social
Q2. 「社交的な・人付き合いのよい」という意味の語はどれですか。
A. sociable
Q3. 空所に入る適切な語はどれですか。「She is not very ( ) and prefers to be alone.(彼女はあまり社交的でなく一人を好む)」
A. sociable
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