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think over と think up

think over は「〜をよく考える(決断の前に)」、think up は「(アイデア等を)考え出す」。既存の選択肢を吟味するか、新しいものを生み出すかの違いです。

吟味するか、生み出すか

think over と think up はどちらも「考える」の比喩ですが、over の「表裏をじっくり検討する」イメージと up の「新しく立ち上げる」イメージで、思考の性質が異なります。

熟語中心の意味典型的な目的語
think over〜をよく考える(決断の前に)an offer, a proposal, a decision
think up(アイデア等を)考え出すan idea, a plan, an excuse

think over の使い分け

think over は「既に提示された提案・申し出について、決断の前にじっくり検討する」という意味で、"Let me think it over and get back to you tomorrow." のように使われます。既存の選択肢を吟味するというニュアンスが核です。

think up の使い分け

think up は「(それまで存在しなかった)アイデアや言い訳を頭の中で作り出す」という意味で、"She thought up a clever solution to the problem." のように使われます。create/invent に近い、創造的な思考を表します。

使い分けの手がかり

think over は consider carefully に置換でき、既に存在する提案・選択肢を吟味する動作です。think up は devise/invent に置換でき、それまで無かったものを新たに生み出す動作です。「吟味する」か「生み出す」かで区別します。

なぜ直訳で読み解けないか

over は「対象を表裏じっくりなぞって検討する」イメージなので、think over は既存の提案を多角的に吟味することを表します。up は「頭の中に何もないところから新しく立ち上げる」イメージなので、think up はアイデアを無から生み出す創造的な思考を表します。

よくある誤用

注意I need to think up your proposal before I decide.(誤)。提案を検討するのは think over。think up に「検討する」の意味はありません。
注意She thought over a clever excuse on the spot.(誤)。言い訳を思いついたのは think up。think over は既存の選択肢の吟味に使い、新しく作り出す意味では使いません。
試験ポイント覚え方:over=既存のものを表裏じっくり吟味する(よく考える)up=無から新しく立ち上げる(考え出す)

まとめ

確認クイズ(抜粋)

Q1. 空所に入る適切な語はどれですか。「I’ll need a few days to ( ) your job offer before deciding.」

A. think over

Q2. 空所に入る適切な語はどれですか。「The marketing team ( ) a brilliant slogan for the new product.」

A. thought up

Q3. 空所に入る適切な語はどれですか。「Take some time to ( ) my proposal — there’s no rush.」

A. think over

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