見どころ
飛鳥山から装束稲荷まで:6地点を歩く順路
製紙業の起点から狐火の伝承地まで、王子駅を囲む順路。
信仰と近代化が同じ道の上にある
王子の見どころは、王子駅の周りの歩いて回れる範囲に集まっています。飛鳥山公園から名主の滝公園、赤レンガ図書館を経て装束稲荷神社まで、6地点を順に結ぶ道のりを紹介します。距離や所要時間は歩く速さと立ち寄る場所で変わるため、時間に余裕を持って回ってください。
この道のりが面白いのは、社寺・信仰の場所(王子神社・王子稲荷神社・装束稲荷神社)と、公園・近代遺産の場所(飛鳥山公園・名主の滝公園・赤レンガ図書館)が交互に現れることです。中世の勧請に始まった土地に、江戸の行楽地、明治の製紙業、大正の軍需工場が積み重なり、それぞれの痕跡が同じ徒歩圏内に残っています。
順路(王子駅を起点に)
1. 飛鳥山公園:吉宗が開いた桜の名所、渋沢栄一の重要文化財建築が残る起点。
2. 王子神社:「王子」の地名を生んだ若一王子勧請の社。夏には王子田楽が奉納されます。
3. 王子稲荷神社:落語「王子の狐」の舞台(扇屋の玉子焼きが登場します)。装束稲荷から続く狐火伝承の到着点。
4. 名主の滝公園:王子七滝のうち唯一現存する滝。2028年3月末まで男滝は工事で停止中である点に注意してください。
5. 北区立中央図書館(赤レンガ図書館):大正8年築の陸軍弾丸工場を保存活用した図書館。
6. 装束稲荷神社:大晦日、関八州の狐が装束を整えたという伝承の地。王子駅にもっとも近く、ここで一巡が終わります。
- 1飛鳥山公園
- 2王子神社
- 3王子稲荷神社
- 4名主の滝公園
- 5北区立中央図書館(赤レンガ図書館)
- 6装束稲荷神社
●社寺・信仰 ●公園・近代遺産
出典
- 各地点の詳細な出典は、地名の由来・王子神社・製紙業・見どころ各記事を参照