用語集
本サイトに登場する専門用語をまとめました。ベタレイン、シュウ酸、FODMAP など、健康効果や注意点の理解に役立ててください。
- 一酸化窒素(NO)(いっさんかちっそ)
血管平滑筋に作用し血管を拡張させる生理活性物質。ビーツの硝酸塩から体内で生成される。血流改善・血圧低下・運動効率向上に関与する。
関連ページ:栄養と健康効果 →- エルゴジェニックエイド
運動パフォーマンスを向上させる目的で使用される物質や手段の総称。ビーツの硝酸塩は天然のエルゴジェニックエイドとして、持久系競技者に活用されている。
関連ページ:栄養と健康効果 →- 火焔菜(かえんさい)
ビーツの和名。江戸時代に日本に伝わったとき、燃え盛る炎のような赤色から名付けられた。当初は観賞用として愛でられていた。
関連ページ:基礎知識 →- 高カリウム血症(こうカリウムけっしょう)
血中カリウム濃度が異常に高くなる状態。腎機能低下時に発症リスクが高い。重症化すると不整脈や心停止につながる危険な状態。ビーツは100g中380〜460mgと高カリウムなため、腎臓病の方は摂取を控える。
関連ページ:注意点と副作用 →- ジオスミン
ビーツの土特有の香りを生み出す有機化合物。土壌中の放線菌などが生成し、ビーツの根に蓄積する。雨上がりの土の匂いの正体でもある。
関連ページ:基礎知識 →- シュウ酸(しゅうさん)
ビーツやホウレンソウに含まれるカルボン酸の一種。尿中でカルシウムと結合して結晶(シュウ酸カルシウム)となり、尿路結石の原因になることがある。茹でこぼし・乳製品との同時摂取で吸収を抑えられる。
関連ページ:注意点と副作用 →- 硝酸塩(しょうさんえん)
ビーツに豊富に含まれる無機イオン(NO₃⁻)。経口摂取後、口腔内細菌や胃酸の働きで一酸化窒素(NO)に変換され、血管拡張・血圧低下・運動パフォーマンス向上などの作用をもたらす。
関連ページ:栄養と健康効果 →- スイスチャード
ビーツと同じ Beta vulgaris に属する葉菜用品種。葉と肉厚の葉柄を食用にする。カラフルな葉柄が彩り野菜として人気。和名は「フダンソウ」。
関連ページ:基礎知識 →- テーブルビート
食用ビーツの正式名称のひとつ。観賞用や砂糖原料用と区別するため、英語圏では「table beet」と呼ぶ。本サイトの「ビーツ」はテーブルビート(Beta vulgaris Garden Beet Group)を指す。
関連ページ:基礎知識 →- テンサイ(てんさい)
ビーツと同じ Beta vulgaris に属するが、根に砂糖(ショ糖)を蓄積するよう改良された品種群。日本では北海道で大規模栽培され、てん菜糖の原料となる。
関連ページ:基礎知識 →- ビーツ尿(ビーツにょう)
ビーツ摂取後に尿がピンク〜赤褐色に変色する生理的現象(医学用語:Beeturia)。ベタシアニンが分解されずに尿中へ排出されるために起こる。完全に無害で、1〜2日で元に戻る。
関連ページ:注意点と副作用 →- FODMAP(フォドマップ)
小腸で吸収されにくく大腸で発酵を起こす糖質群の総称(Fermentable Oligo-, Di-, Mono-saccharides And Polyols)。過敏性腸症候群(IBS)患者では症状の原因になりうる。ビーツに含まれるフルクタンも該当する。
関連ページ:注意点と副作用 →- フルクタン
果糖(フルクトース)が連なった多糖類。ヒトの小腸では消化できず大腸で発酵してガスを発生させる。FODMAPの一種で、IBSの方は注意が必要。
関連ページ:注意点と副作用 →- ベタイン
ビーツに豊富に含まれる含窒素化合物。肝臓での脂質蓄積を抑える、ホモシステインを低減するなどの作用が報告されている。化粧品では保湿成分としても利用される。
関連ページ:栄養と健康効果 →- ベタシアニン
ベタレインのうち赤紫色を担う色素。水溶性で熱・アルカリ・金属イオンに弱く、加熱や切断により流出しやすい。皮付き加熱が推奨される理由のひとつ。
関連ページ:料理とレシピ →- ベタレイン
ビーツの鮮やかな赤紫色を作っている水溶性の天然色素。ベタシアニン(赤色系)とベタキサンチン(黄色系)の総称。サボテン科の植物にも含まれる、植物界では珍しい色素グループ。強力な抗酸化作用が報告されている。
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