ガジュマルの増やし方|挿し木・水挿し・取り木

最終更新: 2026年7月11日

ガジュマルは芽吹く力が強く、増やしやすいものです。切った枝から根を出させる挿し木や水挿しが手軽で、太い枝を生かしたいときは取り木を選びます。

適した時期

増やすのに向くのは、生育期の前半にあたる五月から七月ごろです。気温が高く湿度のある梅雨どきは、切り口から根が出やすい。気温が下がる秋から冬は根が出にくいため、無理をしません。

挿し木と水挿し

挿し木は、当年に伸びた若い枝を十センチから十五センチほど切って使います。切り口は斜めに切り、下のほうの葉を落とします。

ガジュマルは切ると白い樹液を出します。この樹液は手で洗い流してから挿します。樹液は肌を刺激することがあるため、扱うときは ペットと安全性 で述べる注意もあわせて読んでください。

水挿し土挿し水苔取り木

ガジュマルの増やし方の三手法(模式図)。水挿しは根の様子を目で追え、土挿しはそのまま育てられ、取り木は樹形を保ったまま太い枝から株を取れます。いずれも生育期の前半(五月から七月ごろ)が向きます。

  • 水挿しは、切った枝を水にさし、明るい窓辺に置きます。水は二、三日ごとに替えます。根が見えるので、初めてでも様子をつかみやすくなります。
  • 土挿しは、無菌の土(赤玉土の小粒など)に挿し、明るい日陰で湿りを保ちます。発根まで一、二か月ほどかかります。

根が三センチから五センチほど伸びたら、用土に植えつけます。

水挿しは、ガジュマルに限らずモンステラなど多くの観葉植物で使える増やし方です。ほかの観葉植物も育ててみたいなら、モンステラの育て方があります。

取り木

取り木は、樹形を保ったまま、太い枝から新しい株をつくる方法です。

枝の途中で、幅一センチから二センチほど樹皮を一周はぎ取り、湿らせた水苔をその部分に巻きます。さらにラップで包んで乾かないようにします。直射日光を避け、水苔が乾かないように保つと、一か月から三か月ほどで根が出ます。根が十分に出てから、その下で切り取って植えつけます。

取り木は、挿し木よりも確実に、大きめの株を早く得られるのが利点です。ただし、作業のあいだ水苔が乾かないように保つ手間がかかります。太い枝や、時間をかけて育てた樹形を生かしたいときに向く方法です。

うまくいかないとき

発根しないときや、切り口が傷むときは、原因を切り分けると立て直しやすくなります。

様子多い原因見直すところ
いつまでも根が出ない気温が低い二十度以上の暖かい時期に行う
切り口や枝が黒くなる水や土の汚れ、過湿水挿しは水を毎日替え、土挿しは過湿を避ける
葉だけ挿して根が出ない葉だけで枝の節がない節を含む枝を使う

早く育てたいからと、根が出る前に肥料を与えるのは逆効果になりやすい。肥料は、根が育って植えつけたあとから始める。

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