ガジュマルの増やし方|挿し木・水挿し・取り木

最終更新: 2026年6月23日

ガジュマルは芽吹く力が強く、増やしやすい。切った枝から根を出させる挿し木や水挿しが手軽で、太い枝を生かしたいときは取り木を選ぶ。

適した時期

増やすのに向くのは、生育期の前半にあたる五月から七月ごろである。気温が高く湿度のある梅雨どきは、切り口から根が出やすい。気温が下がる秋から冬は根が出にくいため、無理をしない。

挿し木と水挿し

挿し木は、当年に伸びた若い枝を十センチから十五センチほど切って使う。切り口は斜めに切り、下のほうの葉を落とす。

ガジュマルは切ると白い樹液を出す。この樹液は手で洗い流してから挿す。樹液は肌を刺激することがあるため、扱うときは ペットと安全性 で述べる注意もあわせて読んでほしい。

水挿し土挿し水苔取り木

ガジュマルの増やし方の三手法(模式図)。水挿しは根の様子を目で追え、土挿しはそのまま育てられ、取り木は樹形を保ったまま太い枝から株を取れます。いずれも生育期の前半(五月から七月ごろ)が向きます。

  • 水挿しは、切った枝を水にさし、明るい窓辺に置く。水は二、三日ごとに替える。根が見えるので、初めてでも様子をつかみやすい。
  • 土挿しは、無菌の土(赤玉土の小粒など)に挿し、明るい日陰で湿りを保つ。発根まで一、二か月ほどかかる。

根が三センチから五センチほど伸びたら、用土に植えつける。

取り木

取り木は、樹形を保ったまま、太い枝から新しい株をつくる方法である。

枝の途中で、幅一センチから二センチほど樹皮を一周はぎ取り、湿らせた水苔をその部分に巻く。さらにラップで包んで乾かないようにする。直射日光を避け、水苔が乾かないように保つと、一か月から三か月ほどで根が出る。根が十分に出てから、その下で切り取って植えつける。

うまくいかないとき

発根しないときや、切り口が傷むときは、原因を切り分けると立て直しやすい。

様子多い原因見直すところ
いつまでも根が出ない気温が低い二十度以上の暖かい時期に行う
切り口や枝が黒くなる水や土の汚れ、過湿水挿しは水を毎日替え、土挿しは過湿を避ける
葉だけ挿して根が出ない葉だけで枝の節がない節を含む枝を使う

早く育てたいからと、根が出る前に肥料を与えるのは逆効果になりやすい。肥料は、根が育って植えつけたあとから始める。

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