根毛とカビの見分け方|白いふわふわの正体
最終更新: 2026年7月5日
スプラウトを育てていると、根元に白い綿のようなものが出て、カビだと思って捨ててしまうことがある。その多くは、根毛という正常なものである。
白いふわふわは根毛かもしれない
スプラウトの茎の根元に、白い綿のようなものが出ることがある。これを見て、カビが生えたと思い、あわてて捨ててしまう人は多い。
しかし、その白いものの多くは根毛である。根毛は、水を吸うために根から伸びる細い毛で、水分が足りないときにできやすい。正常なはたらきであり、食べても問題ない。
見分け方
根毛とカビは、いくつかの点で見分けられる。
| 見るところ | 根毛(正常) | カビ(異常) |
|---|---|---|
| 見た目 | 同じ向きにそろった純白の細い毛 | 灰色や黒っぽく、クモの巣のように不規則 |
| 水を吹きかけると | 水を吸って寝て、白さが消える | 水をはじき、網目のように残る |
| さわると | 茎にしっかりつき、取れない | 付き方が弱く、崩れ落ちる |
| におい | とくににおいはない | カビ臭さや、すっぱいにおい |
| 食べられるか | 食べてよい | 食べない。その株は処分する |
いちばん分かりやすいのは、霧吹きで水を吹きかけてみることである。根毛なら水を吸ってすっと寝て、白さが消える。カビなら水をはじいて、網目のように残る。
迷ったときは
全体がやわらかくなっている、ぬめりがある、茶色く変色している、酸っぱい嫌なにおいがするといったときは、根毛かカビかを問わず、食べずに処分する。育てているあいだに白いものが気になったら、収穫を待たずに一度、霧吹きで確かめてみるとよい。早めに気づけば、風通しをよくして水をこまめに替えるなど、手を打ちやすい。ここでの見分けは、植物のつくりにもとづく一般的な目安であり、健康や医療の助言ではない。少しでも心配なときは、無理をしないでほしい。生食の安全については 食中毒を防ぐ衛生 もあわせて読んでほしい。