スプラウトとは|発芽したばかりの新芽

最終更新: 2026年7月7日

スプラウトとは、種が発芽したばかりの、やわらかい新芽のことである。水と容器があれば、家庭でも数日で育てて生で食べられる。

スプラウトとは

スプラウトは、種が発芽したばかりの幼い植物である。芽と、双葉、細い茎、根からなり、やわらかく、そのまま生で食べられる。土を使わず、水と容器だけで育てられるものが多く、種まきから収穫まで一週間ほどしかかからない。

家庭で育てるスプラウトは、畑で大きく育てる野菜とは扱いが異なる。ここでは、この「食べるための新芽を水で育てる」タイプを中心に扱う。

身近なスプラウト

スプラウトは、もとになる種の種類によって、味や色、食感が変わる。よく見かけるものを並べると、次のようになる。

種類もとの植物味と見た目の特徴
ブロッコリースプラウトブロッコリー辛みが少なくマイルド。くせがなく食べやすい
かいわれ大根大根ぴりっとした辛み。細い白い茎に緑の双葉
レッドキャベツ紫キャベツ茎が鮮やかな赤紫。ほんのり甘い
アルファルファマメ科の植物細くてパリパリ。みずみずしくサラダ向き
そばの芽そば茎がピンク色。くせがなく使いやすい
マスタードからし菜ぴりっとスパイシーな辛み

育て方の面では、茎を伸ばして双葉を緑にする「かいわれタイプ」(かいわれ大根やブロッコリーなど)と、暗いまま短く育てて緑にしない「もやしタイプ」に大きく分けられる。本サイトが中心に扱うのは、かいわれタイプの代表であるブロッコリースプラウトである。

なお、豆苗(えんどう豆の新芽)のように、一度切ったあとも水につけておくと再び伸びて、二度目の収穫ができるものもある。数日で育ち、台所でも場所を取らないため、芽が伸びて双葉が開く様子を観察しながら育てる楽しみがある。手をかけずに短い期間で育てられるので、はじめての家庭菜園としても取り組みやすい。

成分についての考え方

ブロッコリースプラウトは、スルフォラファンという成分のもと(前駆体)を含むことで知られる。よく噛んだり刻んだりして細胞がこわれると、酵素がはたらいてこの成分ができるとされる。成分のもとは種の段階では別のかたちで蓄えられていて、細胞がこわれたときにはじめて反応が進むと考えられている。生でよく噛んで食べるのがよいといわれるのは、このためである。

本サイトは、特定の健康効果や病気の予防をうたわない。成分の量や効果には研究の途上にあるものが多く、数値や倍率、特定の商品を宣伝することもしない。ここで扱うのは、安全に育てて食べる方法である。

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