fall は前置詞でどう意味が変わる?
fall の中心イメージ「落ちる・崩れる」が、続く前置詞・副詞でどう枝分かれするかをまとめたハブページ。
fall の中心イメージ
fall は「落ちる」が核となる意味です。物理的な落下から、失敗・依存・不和という比喩に広がり、続く前置詞・副詞が「どこへ、どんな形で落ちるか」を決めます。
| 熟語 | 前置詞・副詞のイメージ | 中心的な意味 |
|---|---|---|
| fall back on | back on(後方の支えに倒れ込む) | (最後の手段)に頼る |
| fall through | through(底を突き抜けて落ちる) | (計画等が)失敗に終わる・頓挫する |
| fall out | out(枠組みの外へ落ち出る) | 仲違いする/(髪・歯等が)抜け落ちる |
| fall for | for(相手の魅力に落ちる) | 〜に恋をする/(うそ等に)だまされる |
| fall behind | behind(ペースより後ろに残される) | 予定・進度・支払いなどで遅れる |
| fall apart | apart(まとまりが崩れる) | 壊れる・崩壊する・取り乱す |
| fall off | off(表面から離れて落ちる) | 物理的に落ちる・数量や人気が低下する |
| fall in with | in with(相手の流れに入り込む) | 提案に同調する・(多くは好ましくない)人々と付き合うようになる |
fall back on は「前方の足場を失った人物が背後の安全網に倒れ込んで身を預ける」イメージで、他に手段がないときに頼る最後の選択肢を表します。fall through は「床が抜けて底まで落ちる」イメージから、計画や取引が実現せずに終わることを表します。fall out は「枠組みの外へ落ちる」イメージから、関係が壊れて仲違いすることにも、髪や歯が抜け落ちることにも使われ、fall for は「相手の魅力に落ちる」イメージから、恋に落ちることにも、うまい話にだまされることにも広がります。fall behind は「ペースより後ろに取り残される」イメージで予定・支払いの遅れを表し、fall apart は「まとまりが崩れる」イメージで物の破損・組織の崩壊・精神的な取り乱しを表します。fall off は「表面から離れて落ちる」イメージで、物理的な落下と、数量・人気の低下の両方を表し、fall in with は「相手の流れの中に入り込む」イメージで、提案への同調や、ある集団と付き合うようになることを表します。
fall の熟語ペア一覧
- fall back on と fall through — fall back on は「(最後の手段)に頼る」、fall through は「(計画等が)失敗に終わる」。支えに倒れ込むか、底が抜けて落ちるかの違いです。
- fall out と fall for — fall out は「仲違いする・(髪等が)抜け落ちる」、fall for は「〜に恋をする・だまされる」。枠から外れるか、相手の魅力に落ちるかの違いです。
- fall behind と fall apart — 同じ fall でも behind は「遅れる」、apart は「バラバラに崩れる」。進度で後れを取るか、全体が崩壊するかの違いです。
- fall off と fall in with — 同じ fall でも off は「(物理的に)落ちる」「量・質・人気が低下する」、in with は「(提案)に同調する」「(多くは好ましくない)人々と付き合うようになる」。下に落ちる・減るか、人や考えに合流するかの違いです。
※本サイトは個人による学習支援サイトです。最終的な確認は辞書や公式教材で行ってください。
編集方針