hold は前置詞でどう意味が変わる?
hold の中心イメージ「しっかりつかんで保つ」が、続く前置詞・副詞でどう枝分かれするかをまとめたハブページ。
hold の中心イメージ
hold は「(手や力で)つかんで保持する」が核です。物理的な保持から、時間的な保留・忍耐・秘匿という比喩に広がります。
| 熟語 | 前置詞・副詞のイメージ | 中心的な意味 |
|---|---|---|
| hold off | off(距離の確保・接触遮断) | 延期する・防ぐ |
| hold out | out(中心から外側への伸長) | 持ちこたえる・差し出す |
| hold up | up(垂直方向への停止と支持) | 遅らせる・強盗に入る・耐久性を保つ |
| hold back | back(後方に押しとどめる) | (感情・情報)を抑える・開示しない |
| hold on | on(今の状態を保ち続ける) | 待つ・つかまる・持ちこたえる |
| hold over | over(期限の向こうへ持ち越す) | 延期する・上映期間を延長する |
| hold together | together(複数のものを1つに保つ) | 団結を保つ・崩れずにいる |
| hold ... against ... | against(相手に不利な材料を向け続ける) | 過去の過ちを理由に悪く思い続ける |
hold off は「相手を自分から距離を置いた場所に留め置く」イメージで、決断の先延ばしにも敵の足止めにも使われます。hold out は「限界まで手を伸ばして持ちこたえる」イメージで、包囲されても抵抗を続ける場面が典型例です。hold up は「その場に立ち止まらせる」イメージから交通渋滞による遅延を表す一方、強盗が「動くな」と相手を止める場面(held up at gunpoint)にも使われる語です。hold on は「今の状態をそのまま保ち続ける」イメージで電話の保留やしがみつく・耐える場面に使われ、hold over は「本来の期限の向こうへ持ち越す」イメージで決定の延期や上映期間の延長を表します。hold together は「複数のものが分裂せず1つにまとまる」イメージで団結や一貫性を表し、hold against は「過去の過ちという材料を相手に向け続ける」イメージで根に持つことを表します。
hold の熟語ペア一覧
- hold off と hold out — hold off は「(好ましくないこと)を先延ばしにする・食い止める」、hold out は「持ちこたえる・差し出す」。距離を置くか、手を伸ばして耐えるかの違いです。
- hold up と hold back — hold up は「遅らせる・強盗する・持ちこたえる」、hold back は「進行を阻む・感情や情報を抑える」。多義の hold up と、抑制に特化した hold back の違いです。
- hold on と hold over — 同じ hold でも on は「待つ・つかまる・持ちこたえる」、over は「延期する・上映期間を延長する」。今その場で持ちこたえるか、あとの時点へ持ち越すかの違いです。
- hold together と hold against — 同じ hold でも together は「バラバラにならず団結・一体を保つ」、against は「過去の過ちを理由に悪印象を持ち続ける」。まとまりを保つか、悪材料として握り続けるかの違いです。
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