pass は前置詞でどう意味が変わる?
pass の中心イメージ「通り過ぎる」が、続く前置詞・副詞でどう枝分かれするかをまとめたハブページ。
pass の中心イメージ
pass は「通り過ぎる・通過する」が核です。物理的な通過から、評価としての通用・意識の通過(気絶)・生命の通過(死の婉曲表現)という比喩に広がります。
| 熟語 | 前置詞・副詞のイメージ | 中心的な意味 |
|---|---|---|
| pass for | for(~としての評価を得る) | ~として通用する |
| pass off as | off as(手元から離して偽装する) | ~を~と偽って通用させる |
| pass away | away(別の場所へと去る) | 亡くなる(遠回し) |
| pass out | out(意識の外へ脱落する) | 意識を失う・気絶する |
| pass on | on(受け取ったものを次へ送る) | 伝える・回す・うつす |
| pass up | up(差し出されたものを受け取らない) | 機会を逃す・断る |
| pass around | around(周りをぐるりと回す) | 順に回して共有する |
| pass over | over(対象の上を素通りする) | 無視する・見過ごす・昇進で飛ばす |
pass for は自分自身が評価として「通用する」ことを表す自動詞的な使い方で、悪意を必ずしも伴いません。一方 pass off as は「偽物を本物だと偽って他人に押し付ける」という意図的な詐欺を表す他動詞構文で、主語が「騙す側」になる点が pass for と正反対です。pass away は「この世から遠くへ去っていく」という婉曲表現、pass out は「意識が体の外へ抜け落ちる」イメージから気絶を表します。pass on は「受け取ったものに接触したまま次へ送る」イメージで情報や病気を伝える意味を表し、pass up は「差し出されたものを手に取らずそのままにする」イメージで機会を逃す・断る意味を表します。pass around は「対象の周りをぐるりと回して行き渡らせる」イメージで共有を表し、pass over は「対象の上を素通りする」イメージで無視・見過ごしを表します。
pass の熟語ペア一覧
- pass for と pass off as — pass for は「〜として通用する」、pass off as は「(偽物)を〜だと偽って通用させる」。悪意を伴わない自動詞と、意図的にだます他動詞の違いです。
- pass away と pass out — pass away は「亡くなる」の婉曲表現、pass out は「気を失う」または「配る」。away は永遠に去ること、out は意識や物が外へ出ることを表します。
- pass on と pass up — 同じ pass でも on は「次の人に伝える・回す」、up は「機会を逃す・断る」。前へ渡すか、受け取らないままにするかの違いです。
- pass around と pass over — 同じ pass でも around は「順番に回して共有する」、over は「無視する・見過ごす・昇進で飛ばす」。行き渡らせるか、素通りさせるかの違いです。
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