run は前置詞でどう意味が変わる?
run の中心イメージ「走る・流れるように進む」が、続く前置詞・副詞でどう枝分かれするかをまとめたハブページ。
run の中心イメージ
run は「走る」が核ですが、「勢いよく連続的に進む・流れる」という抽象化を通じて、遭遇・消費・経営など幅広い意味に広がります。
| 熟語 | 前置詞・副詞のイメージ | 中心的な意味 |
|---|---|---|
| run into | into(内部へ衝突・侵入) | 偶然出会う・(困難)に直面する |
| run through | through(始めから終わりまで通過) | 急いで復習する・費やす |
| run out of | out of(枯渇して外へ出る) | ~を使い果たす |
| run down | down(低下・倒れるまで追う) | 車でひく・酷評する |
| run over | over(枠を越えてあふれる) | 車で轢く・時間超過する・ざっと目を通す |
| run up | up(下から上へ積み上がる) | 借金・費用を積み上げる・急いで近づく |
| run ... by | by(相手を経由して確認してもらう) | 意見を聞くために伝える |
| run off | off(本体から離れて出ていく) | 逃げる・大量に印刷する・流れ出る |
run into は「走っていて何かにぶつかる」イメージから、人との偶然の遭遇にも、問題への衝突にも使われます。run through は「最初から最後まで一気に走り抜ける」イメージで、資金を使い切る場合と、台本を通しで確認する場合の両方に使われます。run out of は「中身が尽きて外に流れ出る」イメージで在庫や時間の枯渇を、run down は「勢いのまま相手を低い位置まで追い詰める」イメージから、車でひく・人を酷評するという2つの意味に分かれます。run over は「決められた枠を越えてあふれ出る」イメージで車で轢く・時間超過・ざっと目を通す意味に広がり、run up は「下から上へ積み上がる」イメージで借金の増加や駆け上がる動作を表します。run something by someone は「案を相手の脇を通して確認してもらう」イメージで意見を求める意味を表し、run off は「本体から離れて外へ出ていく」イメージで逃走・印刷・液体の流出を表します。
run の熟語ペア一覧
- run into と run through — run into は「偶然出会う・衝突する」、run through は「一気に目を通す・繰り返し使われる」。into の衝突イメージと through の貫通イメージの違いです。
- run out of と run down — run out of は「〜を使い果たす」、run down は「(電池等が)切れる・けなす・車でひく」。枯渇の主語が「人」か「物」かで文型が変わります。
- run over と run up — 同じ run でも over は「車で轢く・時間を超過する・ざっと目を通す」、up は「借金を増やす・急いで近づく」。あふれ出るか、積み上がるかの違いです。
- run something by と run off — 同じ run でも by は「意見を聞くために伝える」、off は「逃げる・大量に印刷する」。相手の判断を仰ぐか、その場を去る・複製するかの違いです。
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