東京都北区 王子
王子の歴史と文化
東京都北区王子の歴史と文化を一次資料でまとめる。地名の由来、王子田楽、製紙業と軍需産業、飛鳥山公園、装束稲荷の狐火伝承まで。
地名の由来
- 「王子」という地名——熊野の神を勧請した土地
「岸村」だった土地が、若一王子を祀ったことで「王子」に変わった。
通史
- 王子の通史——豪族の里から工業地帯、そして住宅地へ
豊島氏の支配から、将軍家の御用地、製紙と軍需の街を経て、今の北区へ。
社寺・信仰
- 王子神社・王子稲荷神社と、中世から続く王子田楽
「王子両社」と、今も奉納される中世様式の田楽舞。
名物・食
- 扇屋の玉子焼きと、参道の和菓子
王子稲荷の門前で愛されてきた、二つの名物。
産業・生業
- 製紙業と軍需産業——王子を支えた二つの近代産業
渋沢栄一が興した製紙業と、23区で最も軍用地率が高かった軍需産業。
文化・文学・芸能
- 装束稲荷神社と、大晦日の狐火伝承
関八州の狐が集まったという伝説と、今も続く「狐の行列」。
見どころ
- 赤レンガ図書館とスターハウス——軍需施設の戦後
弾丸工場は図書館に、団地は博物館になった。 - 飛鳥山公園と名主の滝——王子七滝の記憶
吉宗が開いた桜の名所と、今も残る唯一の滝。 - 飛鳥山から装束稲荷まで——6地点を歩く順路
製紙業の起点から狐火の伝承地まで、王子駅を囲む約1.9kmの道のり。
よくある誤解
- 王子・滝野川・西ケ原、境界はどこにあるのか
飛鳥山公園がある町、北区の成り立ちにまつわる誤解を整理する。